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”日の丸”のルーツはどこに!?

  • posted by: uro
  • date: 2012/02/11 AM12:00 (土)

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約1500年前の高句麗壁画古墳に描かれた「日像図」を彩色してみると…


 「おひさまを描いてごらん」と言って、世界の子供たちにクレヨンなどをもたせたら何色で描くだろうか? きっと世界の各地域で異なる色を選ぶんじゃないか。
 上の絵は、その昔、東アジアで実在した国家、高句麗(コグリョ)ゆかりの古墳群でよく描かれている三足烏(サンジョゴ)を模写したもの。わが国では”ヤタガラス”ともいう、いわゆる三本足のカラスだ。
 高句麗は、その全盛期には三番目の首都である平壌城(ピョンヤンソン、現・平壌)を本拠地とし、現在の中国東北部から朝鮮半島中南部に至る広大なエリアを領域としていたという。
 玄武(げんぶ)・朱雀(すざく)・青龍(せいりゅう)・白虎(びゃっこ)の「四神(しじん)図」とともに、高句麗ゆかりの壁画古墳ではお約束のように描かれている。たいていの場合、古墳の玄室(被葬者の棺が安置される部屋)の天井の東側に「日像」つまり太陽のなかに描かれる。また天井の西側には、それに対応するようにウサギとヒキガエルがいる「月像」(月)が描かれる。
 2004年に世界遺産に登録されてからは、研究者が調査・撮影してきたカラー写真掲載の本などが出版されているし(※)、日朝合同の発掘調査なども行われるようになり、彩色の具合なども明らかにされている。
 資料写真によれば、黒く彩色された三本足のカラスは丸い円のなかに描かれているが、その円のなかは明らかに赤系または朱色系統の色で彩色されている。
 <これって日の丸じゃねえの!?…>と直感した。
 それに、カラスを神の使いとする信仰は日本オリジナルではない。北欧や中国大陸、朝鮮半島など世界各地に伝承されているそうだ。
 とくに「日像」&「月像」は、奈良・法隆寺の国宝、「玉虫厨子(たまむしのずし)」にもセットで描かれている。「玉虫厨子」は推古天皇が拝んでいた仏具だが、その政治を補佐した聖徳太子の学問の師匠で、外交顧問でもあった慧慈(ヘジャ)は、他でもないこの高句麗の人だった。
 この時代になっても、タブーは厳然と存在する。例えば、天皇陵および陵墓参考地(誰の墓か特定できてないという古墳)がいまだに解明・公開されないことだ。これは天皇家および宮内庁の全面協力が求められる。
 「国旗」や「国歌」は無いと国際舞台で困るけれど、日常レベルでは強制するものじゃない、とも思う。「日の丸」のルーツはともかく、わが国の国旗も国歌も、戦時中にあまりにも偏った思想に染められてしまったいきさつがある。
 国旗にせよ、国歌にせよ、ヘンなタブー扱いせずに、どうしたいのか、もっとみんなでおおっぴらに話し合えばいいんじゃねえの? そもそも、強制しなければならない「国旗」や「国歌」とは何なのだろうか?
 なにより、この国の生い立ちこそが最大のタブーになっているのがイチバンの問題じゃないか? (ツタン仮面より)

(※)…『世界遺産 高句麗壁画古墳の旅』(角川oneテーマ21)全 浩天(チョン・ホチョン)・著、角川書店(C)2005 ⇒例えばこの本などは、日本では一般に知らされてこなかった数々の事実を知ることができる。しかしすべてではないだろう。高句麗王朝全盛期の首都だった平壌近郊には、私たちがまだ知らない重要な歴史的遺産が多数眠っていると思われる。しかし現在は、私たち外国の一般人が気軽に見ることはできない。一日も早くオープンに語れる日が来るよう願うばかりだ。

歴史とは歴史はたんなる昔の出来事ではない。現在と将来につながっているものだ。今とこれからのためになるものだ。当サイトの姿勢でありたい。

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